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ブログ サッカースクール: 2019年11月

良い指導者とは。

子どもにサッカーを習わす上で、

良いコーチのもとで指導を受けたい!

親御さんならそう思う方も多いでしょう。
特に、スクールやクラブチームなどサッカーを「習う」環境へ子どもを預ける時には、"良いコーチ”は重要な要素でしょう。

成長過程で"良いコーチ”との出会いはとても大事な要素だと思います。
有名なプロスポーツ選手のエピソードにも必ずと言っていいほど、恩師と言われる指導者、監督、コーチ、先生が存在していて、
「あの人に出会ったおかげで成功できた」なんて話もよく耳にします。

では、良いコーチ、良い指導者とはどんな人のことを指すのか?

一言で“良いコーチ”といっても色々な基準があるでしょう。
・経歴やライセンス
・魅せられる技術
・経験や知識
・育成や児童教育を勉強した学歴
・厳しい・優しい・明るい・熱心などの人柄
・子どもウケするキャラクター
・将来に役立つ人脈を持っている
などなど。

自分もサッカーコーチをしていて
良いコーチとは何か、どうありたいか、どうあるべきか、どういう振る舞いが正しいのか。
常に考えています。

そして自分なりに結論を出しました。

それは、



家電量販店の店員さんと同じだ!
ということ。

なんっだこいつ。

と思っていただけたら嬉しいです。。

どういうことかと言うと、
家電量販店(デンキ屋さん)に行って、気になる商品について店員さんに質問をした時にまったく意味不明な回答が来たことありませんか?
聞きたい内容の2つ3つ先の回答をされた経験ありませんか?(笑)
店員「えーその〇〇がですね・・・」
自分「はあ、、、
いやその○○がわからんでもめちゃ話止まらんやん質問できひんやんぐいぐい知識披露してくるやんちょっと気持ちよくなってるやん)」

みたいな経験は誰でも一度はあるのではないでしょうか。

昨今インターネットが普及したことによってSNSやYouTubeなどで、実際に現場を見なくても様々なクラブチーム、スクール、単発レッスンの様子を拝見することができて、また様々なコーチの指導も見ることが出来ます。
よく見られるのは、とても技術の高いコーチ、豊富な知識を結論づけて説明するコーチ、です。
その中にも本当に熱量と本気度を持ってやってらっしゃる方もいると思います。

ただ、うーんと首をかしげるようなものも多々あるのが事実。。。
いやそれいきなり言っても子ども分からないでしょ、もっとその前にこの子たちに大事な事いっぱいあるでしょ、それが答えだって言っちゃって良いの!?
みたいなことめちゃくちゃ思います。
なんとなく、コーチ自身の自己顕示が強い印象です。。
実際に指導現場をこの目で見ているわけではないのでわかりませんが。。

結局、サッカー・フットサル(他のスポーツでも)を実際にやるのは、本人なのです。
サッカーの試合中にコーチはピッチに入ることはできません。もちろん親も入れません。
大事なのは、本人が何を感じて、どう考え、いかに行動するかです。
それをいかに刺激できるかがコーチの役目で、100人いれば100通りのポイントがあり、それぞれのポイントを見つけるのがコーチの力量だと思います。

デンキ屋さんの話に戻すと、質問した内容もしくはなんと質問すれば良いかさえわからない内容をわかりやすく教えてくれて次の段階へ導いてくれる家電量販店の店員さんのような人。
それがまさしく自分の考える”良いコーチ”です

少し、批判的な意見も述べてしまいましたが、SNSなどで見ている中にはもちろん「素晴らしい!」と思えるコーチ指導者トレーナーもたくさんいらっしゃいます!
本当に良いなと思った方にはコメントやDMで「勉強になります!」「参考にさせてください!」とご挨拶に伺うこともあるほどです。

家電量販店店員さんの例え、合ってますでしょうか?
ご参考になれば嬉しいです✌

失敗すること、嫌なことを避けちゃダメ。

「失敗すること、嫌なことを子どもから避けてはいませんか?」


親の子どもとの接し方についての話です。


サッカーコーチをしている自分の考えですが、
当然、子どもたちは「嫌い」なスポーツをする必要はありません。
人生の時間は限られています。ましてや大人の何倍もの成長スピードを持つ子どもというゴールデンタイムはあっという間に終わってしまいます。
もしサッカーが嫌いな子どもが、なにかの為に頑張ってサッカーを習っているなら今すぐにやめた方が良い。
ちがうことに時間を割いた方が良いです。
他のジャンル・業界のことは知らないことも多いのでわかりませんが、もしかしたら全てのことにおいて共通する考え方かもしれません。
スポーツをする上で、「好き」という才能に勝るものはありません。

ですが、この「好き」なことをしている中で「嫌なこと」は必ず発生するわけです。
言い回しは正しいか分かりませんが、「嫌なこと」と「嫌いなこと」は違うと思います。
この「嫌なこと」は絶対に避けてはいけないのです。

子どもの多くは、失敗を嫌います。
試合で負けること、苦手な練習をしないこと、できないことには向き合わないこと。

人生は実際、勝負の連続です。
競争、テスト、受験、就職試験、資格試験からアルバイトの面接や好きな子への告白まで。
全ては【勝ち・負け】【成功・失敗】合格・不合格】【選ばれる・選ばれないがついて回ります。

子どもに嫌なことをやらせないことは、つまり必ずやってくるその勝負の機会に触れることを遅らせているだけなのです。
遅らせればどうなるか、

失敗することに対して免疫のない人になります。
極端に失敗を嫌うようになります。
やってもいないのにできないとあきらめてしまいます。
挑戦をしない人になります。

自分の子どもがそうなってほしいでしょうか?
もちろん違いますよね。

でもこの「嫌なこと」や「失敗すること」を子どもから遠ざけたり、避けることを許容してしまう親は少なくないです。

子どもが嫌なこともやらせてください。失敗させてください。
子どもを突き放してください。過保護はいけません。放任・放置とはちがうんです。

愛情のある親だからできることです。

幸い、サッカーというものはミスの多いスポーツ、つまり失敗の連続のスポーツです。なんせ足でやりますから。
だからサッカーを通じて失敗に慣れることはできます。
もし、それでも子どもが嫌がって嫌がってしょうがない時、問いかけることはそのこと自体が「好き」「嫌い」かです。
「サッカー嫌い?だったらやめて良いよ」です。
「サッカーが好きなら頑張りなさい」と応援してあげてください。

最初に言った通り、
嫌いなことをする必要はないです。が、好きなことの中には必ず嫌なことがついてきます。
嫌なことさせるのも親の使命だと自分は思います!

サッカーを習う環境を選ぶ基準

子どもにサッカーをさせたい。
でもどうすれば良いのか?どこに入れたら良いのか?
親御さんが迷うところですね。。
もし、子どもをどこかのサッカーチームやスクールに入れたい場合に選ぶ基準として一番重要なことはスバリ

『環境』
でしょう。

周りの友達、練習場所(会場)、コーチなど全てを含めて「環境」だと思います。
子どもを習い事や何かのスポーツチームに入れる場合には大抵2パターンが多いです。

一つ目は、縁とタイミング。
「お兄ちゃんがやってるから」
「ママ友からの紹介」
「体験のチラシが学校や幼稚園から配られた」
など。生活している中で降ってきたような縁が多くを占めるのではないでしょうか。

そしてもう一つが、
ネット(特にスマホ)検索でしょう。
忙しいママさん達が場所もタイミングも問わず調べることができるのがスマホ。そこで練習日や会費などを知る事ができます。

大事なことは、なるべく多くの情報を得て一つではなく複数の要素から選ぶことです。
・会費
・揃えなければいけない道具、ユニフォーム
・場所
・指導者、指導内容
・雰囲気
・イベントの様子
・保護者の手伝いがあるのか
↑これが総じて『環境』ということになります。

子どもは良い指導者に良い指導を受ければ誰もが必ず成長するわけではありません。
高いお金を払ったからと言ってめちゃくちゃサッカーが上手くなるわけではありません。(但し、会費が高い場合はコーチの数や質、会場費や備品など大抵理由がありますが。)
そして親が熱心であればあるほど子どもが伸びるわけでもありません。

子どもは、教えられることで成長するのでは無く、刺激を受けて自ら感じることで(勝手に)成長します。
その環境を作る為に親御さんがすべきことは、
・情報収集(ネット検索など)
・コミュニケーション(実際に聞く)
・アクション(見学や体験もしくは入会してみる)
です。

子どもが新しい環境に飛び込む時に勇気がいるように、親も勇気を出して行動してみることが重要です!

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