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ブログ サッカースクール: 2020年5月

5/20日本小児科学会発表 小児の新型コロナウィルスに関する医学的知見



5月20日に日本小児科学会による
「小児の新型コロナウィルス感染症に関する医学的知見の現状」
が発表されました。
下記リンク↓↓
http://www.jpeds.or.jp/uploads/files/20200520corona_igakutekikenchi.pdf

新型コロナウィルスに関して少しずつ証拠や科学的根拠、エビデンスと言われるものが増えてきました。
その中で、

●小児COVID-19症例は無症状〜軽症が多く、死亡例は少ない

●学校や保育施設の閉鎖は流行阻止効果に乏しい

●教育・保育・療育・医療福祉施設等の閉鎖が子どもの心身を脅かしている

●COVID-19が直接もたらす影響よりもCOVID-19関連健康被害の方が遥かに大きくなることが予想される


と言っています。

コロナによる健康被害より、それに伴った外出自粛やこみゅけーしょんの影響による栄養・健康面での不安の方が遥かに大きい
ということですね。

このブログでも以前から、子どもの健康についてこの期間に運動や生活リズムの習慣を崩さないように訴えておりましたが、
サッカーのコーチが言うのと専門のお医者さんが言うのとでは影響力も説得力もちがいます。(笑)

是非、保護者の皆さんには改めてご検討いただきたいと思います!

6歳~8歳 重要なのは「技術」の習得より『動作』の習得


運動能力に関わる神経系統は生まれてから5歳頃までに80%まで成長し、12歳までにほぼ100%に達します。
神経が発達し、100%に達するまでの4~12歳までの間に神経経路へ刺激を与え、色々な運動をさせることは運動能力の向上に大きく役立ちます。
運動の発達時期として一般的に、
3歳~8歳ごろをプレゴールデンエイジ
9歳~12歳ごろをゴールデンエイジ
13歳~15歳ごろをポストゴールデンエイジ

と言います。

9歳~12歳のゴールデンエイジとは
その名の通り子どもの運動能力、身体能力が著しく発達する時期のことです。
一度見たものをすぐに実行できたり技術の習得も含めてなにかを習得するのに大きな成長が期待できます。

その前段階の
6歳~8歳のプレゴールデンエイジ
まだ運動能力が低く、逆に言えば伸びしろがたっぷりある年齢です。
この時期にさまざまな遊びやスポーツを体験させることが重要と言えることでしょう。

<まとめ>
大事なことは、、、
6歳~8歳のプレゴールデンエイジの時期に
特定のスポーツに特化してその技術の習得に時間をかけることよりも様々な運動をして動きの習得に時間をかけることが重要です。

技術<動き
に時間をかけましょう。





幼児期にやるべき運動


↑このような絵を見たことがある人も多いのでないでしょうか。

人の運動神経は6歳までに80%決まると言われています。

つまり6歳までの幼児期にいかに運動をするかという点がとても重要です。

幼児期の運動で大事なことは、何かのスポーツに特化することよりも様々な遊びの中で色々な動きを経験することです。

子どもの運動神経が良いとか悪いとか決めてしまうのではなく、動きの量と種類を増やすことがとても重要です。

幼児期におすすめの運動はこちら↓


どれも「遊び」ですよね。
そんなに難しいことをする必要はありません。
親子で一緒に遊ぶことで、親は子供のトレーナーになれるわけです!

その「遊び」がなかなか難しい時期になってしまいましたが、人の少ない時間帯や広い公園などを選んでたくさん遊ばせてあげたいですね!

一流選手の「止める⚽蹴る⚽」

【添付動画】↓

メッシ×アウベスによるパス交換

香川×ロイスによるパス交換 イニエスタの試合前アップ


サッカーをやるうえで、一番基本の作業が「ボールを止める(トラップ)」「ボールを蹴る」ですね。

一流選手たちこそこの「止める・蹴る」にこだわっています。

新しい技ができるようになっても複雑な練習をするようになっても
この一番基礎の作業をとても大事にしています。

僕が今まで会ったプロサッカー選手もプロフットサル選手も上手ければ上手いほどこの一番基礎の作業にこだわっています。

実際に子どもたちを指導する時に

思ったところにボールを止めること

思ったところにボールを蹴ること

に関しては80点、90点ではなく
「100点満点を目指そう!」
と伝えています。

そして極論を言えば、
この「止める・蹴る」にこだわれるかどうかが

成長できるか、できないか
上手くなれるか、そのままか
選手になれるか選手になれないか

の差だと思います。

難しい技や複雑な練習も大切ですが
もう一度、基礎基本を見直してみましょう!

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