ブログ

量より質より『継続』


子どもたちが、一番手っ取り早く成長する方法は、言うまでもなく練習をすることです。

その練習をするうえで何が1番大事かというと、
「毎日続けられるか」
という点だと考えています。

を気にするより継続できるかです。
子どもが自然とお箸を使えるようになるのも1日3回お箸を使うことを毎日続けているからでしょう。

「土日は朝から夕方までずっとボール蹴ってたよ!」
「今日の練習はめちゃくちゃがんばった。集中してできた」
よいうことより
「毎日10分の自主練を1日も欠かさずやった」
という方が重要だと僕は思います。

時間の長さや量に関わらず「1日も欠かさず」というところが大事なポイントです。
毎日続けることができるメニューを考えることも大事です。
無理なく、ムダなく、ムラなく継続しましょう。


少し前の話ですが、今年の夏休み、スクールに通う子どもたちと7日間の「毎日朝練」という企画を行いました。
毎朝8時~9時の1時間、自由参加で小学2年生以上を対象に行いました。

その朝練を1日も休まず皆勤した子が3人いました。

もちろん、毎日朝練に来たから超えらいとはいうことはありません。

夏休みだから家族と過ごしたり、外出したり、普段できないやりたいことをしたりすることの方が重要だと思います。
ただ、その3人の子は1日も休まず朝練に来たこということは事実で、そして確実に成長しました。
3人はいずれも小学校低学年で一つの継続を最後までコンプリート出来たことはとてもすごいことだと思います。
もちろん本人たちの自信にもなるでしょう。

継続というのは、本当に難しいです。
「毎日腕立てしよう」
「ダイエットの為に食事を制限しよう」
「新しい勉強を始めよう」
といってもほとんどの大人が毎日は続けられていないと思います。
「今日くらいはいいか」の連続だと思います。
それでも、親は子どもに「勉強しなさい」「練習しなさい」と言ってしまいます。
継続の大変さは大人の方が理解しているはずです。

まずは継続できるために親御さんが協力できることは、
子どもが好きなことを毎日継続できる範囲でメニューを組んであげましょう。
そして毎日継続できる環境を整えてあげましょう。

大変だと続かないので
・好きなことを
・無理なく
・ムダなく
・ムラなく
をポイントに!

過去の記事

全て見る