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インプット✖︎アウトプット

今回は、子供の成長速度について。

子供の成長速度はひとりひとり違います。
体の発育だけではなく、何をやるにしても、
成長が速い、遅い
成長期が早い、遅い
それぞれ違います。

それはサッカーにおいても同じです。

しかし子供によって成長速度はまちまちだとしても、
その子にとっての最高速度で、そして最短で成長できるようにアシストする。その環境を作る。
それが指導者はじめ、関わる大人がするべきことだと思います。

子どもの成長をアシストする一つのポイントとして、
インプットとアウトプットのバランス
がとても重要です。

サッカーにおいては
「インプット=練習」×「アウトプット=試合、ゲーム」
のバランス
です。
そして、その
「インプット(練習)」と「アウトプット(ゲーム)」を繋げる
ことも大事
です。
練習とゲームを分割して考えてしまうと、練習は練習、試合は試合、になってしまい練習で身につけたものを試合で発揮できなくなってしまいます。

練習と試合の正しい比率についての基準は分かりませんが、
練習だけでもダメ、試合だけでもダメだと思います。

○練習の比率が上がってしまった場合に起こりやすいこと
・実践経験が足りないから実践に弱い
・実践をイメージできないので練習で完結する
・だから練習の意味を考えられない

○試合の比率が上がってしまった場合に起こりやすいこと
・ボールに触る時間が少ない
・練習してないから技術に乏しい
・実はできていないことが多い
・自分と向き合う時間を取っていない

他にも色々なことが考えられます。
成長の早い子は、この練習と試合をバランスよくこなし、うまく繋げています。

クロノスフットボールクラブに入ってる子どもたちの中でも、少年団や別のクラブチームと並行して通っている子たちがいます。
やはりその子たちの成長速度は総じて速いです。
これは、サッカーをする機会が多いということに加えて、
インプットしたものをアウトプットする機会があること、
そしてアウトプットの機会からインプットの意味を考えて練習できていることが要因と考えられます。
練習と試合が繋がっているわけです。

クロノスでは、通常クラスとは別に月に1度「ゲームクラス」というものを設けて、試合形式のゲームだけをする日を設けています。
アウトプット(ゲーム)の機会を増やすことで、インプット(練習)を最大化すること目的です。
つまり、普段の練習をより有意義にするための機会でもあるわけです。
そして、実践形式の場でもそれぞれの能力が発揮できるような環境づくりを心掛けています。

「うちの子なんだかうまくなならない。。」
もしかしたら練習と実践のバランスに問題があるかもしれません。
是非一度インプットとアウトプットのバランスも考えてみてください!

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