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ブログ サッカースクール 2ページ目

少年団のコーチ、なぜ無償?

最近、ここ半年ほど、少年団やクラブチームなど時間的に可能な限り小学生の試合を見るようにしました。

正直な感想は、、、
「まだまだだな。。」と。
「これが現状か。。」と。

ちょうどオリンピックがありました。
サッカー日本代表男子がスペイン、メキシコに負けた理由、同じだと感じました。
(メキシコにはグループリーグでは勝ちましたが、準決勝で敗戦)

敗戦後、田中 碧(たなか あお)選手が言ってました。

「日本はサッカーを知らなすぎる」

刺さりました。

小学生の子供たちも、子供たち一人一人はみんなとても上手な子が多い!
ただチームとしてサッカーになってない。。

それは子供たちの責任か。
違います。子供たちは知らないんです。
だから大人が正しい指導でつなげてあげないといけない。


完全に指導者が勉強不足。。
もちろん僕も含めて、日本の指導者が「サッカーを知らなすぎる」
まだまだ勉強する必要があります。

自分の勉強不足を痛感してそれからもっともっとサッカーフットサルに向き合う時間を増やしました。
指導の勉強も増やしました。
(申し込んでいる指導者講習会はコロナの影響で2度も流れてしまいましたが。。)

でも、ボランティアでやってくれている少年団のコーチにも同じことを求めることができるか?

それは無理です。
平日は仕事をして、土日は自分のプライベートの時間を削って、他人の子供を預かって、自分の車を出して、汚され、子供たちが気兼ねなくサッカーができる環境を作ってあげる。
それをボランティアで。。これ以上何を求められるでしょうか。。。?

少年団のコーチたちに聞いたらみんなこう言います。
「好きでやってるから」
「趣味みたいなもんだから」
「お金もらってないから気軽にできる」 


う〜ん。。。モヤモヤ。。。

少年団のコーチみんないい人です!子供たちのために本当に一生懸命やって頂いてます。

でも、あえて厳しい事言わせてもらえば、
もっともっとサッカーを勉強する必要があります。

そのためにもぜひお金を!
少しでも良いと思います。とにかく無償での指導には疑問しかありません。

これは協会の人にも話したことはあります。

サッカーは無料でやるもの。
でもサッカーは無料で教わるもの。。
この文化が変わらない限りは、もう限界かなと思います。

9割の親がやってないこと。

夏休みをそれぞれがどう過ごしたか。
 
夏休みは今日まで‼️
(府中市は)
それぞれがどう過ごしたか。

忖度なしに正直に言わせてもらえば、
かなり明暗分かれた夏休みになったと思います


差はさらに広がりました。
上手な子は夏休みというチャンスを活かして練習しさらに上手になり、下手な子は何もやらずに下手なまんま。。言い方悪いですが。。


「子どもの意識」が違う?それもあります。
でもそれより大きく違うのは「親の認識」です。

9割の親御さんが勘違いしている
【口出ししない方が良い】
という認識。


『好きだったら自分から練習するでしょ』
『あんまり言い過ぎると嫌いになっちゃうから』

大きな勘違いです。
「練習しなさい」と言ってください。
口出ししちゃいけないのは、中身の話です。

子どもは基本的に大人以上に時間管理ができません。
ゲーム、YouTube、Amazon prime、Netflix、、、
暑い夏に家の中でも子どもが満足できるコンテンツたち。
子どもたちが目の前の楽な方に流されるのは当たり前です。

「うちの子なかなか上手くならないですね」
当たり前です。練習してないから。

お子さんを上手くさせてないのは、間違いなく僕ら指導者の力不足です。
でも正直、親御さんの協力は必要です。子どもと過ごす時間が何十倍も長いお父さんお母さん達の認識から変えてもらう必要はあります。

「子どもが嫌になったら困るから口出ししない」
練習もせず、上達もせず、勝つ経験もできない。
その方が圧倒的に嫌になる確率は高いことに気づきましょう。


僕は子どもたちに言います。
「好きならがんばれ。嫌ならやらなきゃいい。」
子どもたちの選択肢なんて無限にあります。
サッカーフットサルを知らなくても全然生きていけます。
わざわざ好きでもない練習もしないサッカーをやらせる必要はありません。

「子どもを気にかける。」
から
「子どもの顔色を気にしてる。」
になってませんか。


「練習をしても上手くならない」はありません。
いくらでもご相談ください。

子どもを上達させるなんて、超イージーです。
練習さえすれば。

テクニッククラス始動



2021年4月より『テクニッククラス』が始動しました!

11人の精鋭たちです。
今後のサッカーフットサルライフがもっと楽しくなるように、自分の思い通りにボールを扱えるようになる
というテーマで細かいテクニックに拘って練習していく集団にしていきます。

なんのために技術を磨くか。

楽しむためです。

サッカー、フットサル。
遊びです!楽しみましょう!!

コスパ日本一の個人レッスン



大変ありがたいことに個人レッスンのご依頼を多く頂けるようになってきました。

ありがとうございます!!

一度試していただいた方には、必ずリピートして頂けてます。
なぜ、個人レッスンが喜んで頂けているか、自分なりに考えました。。。

ポク

ポク

ポク

チーンッ!





a.子どもがびっくりするくらい上手くなるから。
(※いや考えないでわかるじゃん...)

しかし、それ以外にも、ご依頼が多い理由(リピートが多い理由)があることに気が付きました。



それは、日本一コスパがいいんです!!

クロノスフットボールクラブでは1回3000円(会員限定です。通常は4000円)です。

幼児60分程度、小学生60分~70分。
モノとか食べ物ではなく、目に見えないサービスに1時間3000円か。。
皆さんどう思いますか?
僕はクソ庶民なので、依頼する側なら正直悩む金額ですね(-_-)




今年の春、コロナの影響で大人数で集まることが制限され、急遽始めてみた個人レッスン。

急いで金額の相場ってどれくらいなんだろう、調べてみました。

【サッカー 個人レッスン 金額】....... 検索ポチッとな。

安くて1時間4500円(+別途交通費)。 高くて1時間50000円以上


ご、50000円!?たっか!


まあだいたい相場は1時間で6000~7500円くらいが多かったですかね~。
でもだいたい、交通費や拘束費というものが別途かかります。
1万円台のところもけっこう多かったですね。

皆さんはどう思いますか。
高いと思いますか? それとも子どもの成長の為なら投資できますか?


なぜ、クロノスフットボールクラブでは(代表の板垣コーチが)3000円でやるのか、3000円でできるのか。

ちなみに交通費もほとんど頂いたことがありません。

理由はこれです、







バカだから! 

そう計算ができないんです。


あ、うそですよ。

(バカは否定できないけど)ちゃんと考えてますよ('ω')ノ

理由は3つです。

①会員保護者さんとのやりとりが楽チンだから。

会員の保護者さんとは、主にLINE(こちら側はLINE@というものなので一般的なLINEとは少し違いますが)でやりとりをしているので、連絡がタイムリーで気軽なやり取りができています。もちろん敬語や挨拶など最低限のマナーは大事にしてます。
例えば
「今度の日曜日の15時、○○で個人レッスンお願いしたいのですが、空いてますか?」
「空いてます!宜しくお願い致します!」
といった具合に成立するまでの時間や労力がかかりません。
保護者さんとは当然、お互いに顔も人柄も知っている間柄です。
時間や場所など融通をきかせてもらうことも多々あり、非常に感謝してます!


➁エリアを府中市内に限定しスーパーカブ(原付バイク)で移動しているから。 

これはめちゃくちゃデカいです。
原付バイクがあれば府中市内で端から端まで20分あれば行けます。
車に比べて燃料費も断然に安く、駐車料金もかかりません。その為、交通費を頂くことはほとんどありません。
府中市内だけなら、絶対にタクシー運転手さんより道を知ってます。
要するに移動時間など、レッスン以外の部分での拘束時間が最小限で済むからです。
もちろん最低限必要な道具も持ち合わせていきます!

③本人の成長を考えてるから。

これが1番の要因です。
僕は個人レッスンの中でも大事にしていることがあります。
それは、教えすぎないこと。
これは正直、とても勇気がいるんです。
教えてしまった方が簡単で、すぐに効果も出やすいです。保護者さんも目に見えて我が子の成長を感じることが出来ます。
でも、本人の成長を考えたら、短期で、人から教えられた事ってあんまり本質的な成長にはつながらないんです。
自ら感じて、自ら考えて、自ら身につけられた知識や技術が、本人にとっての本当の成長に繋がるんだと思います。
だから、もし「あーなんか少しずつ成長感じるな」「これ続けたらめちゃくちゃ良くなりそうだな」って時に1回10000円とかだったら、また頼みたくてもかなり躊躇しますよね。
そうです、リピートしてもらえる金額設定にしています。
もともと、「1回で上手くなる!!」そんな魔法みたいなことないんです。


それでも、1時間3000円だろうと、本人にとって1番のコーチでありたいと思っています。
1時間で、ハイ終了。ではなく、その1時間で1週間、1ヵ月、もしくはそれ以上の期間、練習の仕方や意識が変わるきっかけになる1時間にしたいと思っています。


最低でも、いつも見ているクロノスの子たちは、どんな高額なコーチよりも成長をお約束できるとは思います。
なぜなら僕よりその子をよく見ているサッカー指導者はいないからです。

長文になってしまいましたが、ご覧頂きありがとうございました。

子どものサッカーが上達する大人の関わり方


「子どもがサッカー習ってるけど、なかなか上手にならない。。」

そう思ってる保護者さんもけっこういるのではないでしょうか。 
一方で
「上手くならなくても子どもが楽しんでやってくれればそれで良いかな」という声も聞きます。

 サッカースクールのコーチという立場から言うと、、、正直
「上手くならなくてもいい」とは1ミリも思えません。

なぜなら
「上手くならないと楽しくなくなるから」

結論から言ってしまいました。

  子どもなら誰でも絶対に全員上手くなるというわけではありません。
もしかしたら、上手になってるんだけど成長スピードがまわりに比べてゆっくりで上達している気がしないだけかもしれません。 

「子どもを一定時間預かって、安全にサッカーをさせて家に帰す。」
ということがサッカースクールの大前提ですが、これにプラスアルファで『成長』がつかないとサッカーのコーチがいる意味はありません。

楽しむことはとても(一番)大事です。 しかし成長過程には楽しくない時間も存在します。(もしかしたらほとんどがそうかもしれません。)
 ただ楽しいというだけで、勝つことや上達することへの喜びを無視すると、それは好きなことが好きじゃなくなることに繋がります。

だからコーチという立場からは、
具体的に練習方法を伝えて「練習してほしい」と言うこともあれば、本人の刺激になることを望んで時には厳しい言葉を言うこともあります。
 上手にならなければやってる意味がない、というわけではないですが
子どもたちが『好きなこと』は成長させてあげたいなと思います。 

では、コーチではなく、という立場から子どもを成長させるにはどうすることがベストなのか。

「サッカーの練習しなさい」と言うのは嫌だから、言わない、本人に任せているという親御さんは結構多いです。

「本人が本当に好きなら自分からやるでしょ。」

それは理想論です。

もちろんそういう子もいなくはないと思いますが。
僕の経験上、なんにも言わなくても自分で自ら練習して勝手に上達していく子って割合的にはめちゃくちゃ低いです。

自分に置き換えてください。
やった方が良いのは分かってるんだけど後回しにしちゃってることとか、一歩踏み出せてない事って大人でも結構ありますよね。

子どもも同じです。練習は楽しいし苦じゃないし、練習が大事なことも十分わかっているでもなんとなくやらない子が大半です。
つまり練習していないことに理由はないのです。

僕の考えですが、親という立場から1番大事なのは
「時間」を作ってあげることだと思います。

時間管理、つまりスケジューリングしてあげることです。

大人に比べて、特に子どもは、時間管理が苦手です。
それはやっぱり人生経験が大人より短くて、時間の概念を大人より意識していないからだと思います。

だから練習の為の時間を作ることだけ、大人がアシストしてあげましょう。

時間を作って、ボールを持って公園に行けばOKです。もし付き添えなければ単独でも行かせればOKです。

 「1時間公園で遊ぶ」というふうに時間を決めてあげてそのうち10分でもサッカーの練習をしていれば
何もしていないより10分多く練習していることになります。 

そうやって時間を管理してあげることが、「子どもが上達する」という観点からは一番大事かなと思います。
時間を作ってあげて、環境を整えてあげれば、子どもが成長することは、自分自身(大人)が成長するよりよっぽどイージーです!

子どもの習い事


今の子どもたちが習い事としているものはどんなものが多いのか。
複数サイトを調べた結果なので、「これが絶対!」というわけではありません。ご了承下さい。

まず1位は[水泳]
これ関してはどのサイトも共通していたので絶対ですかね。。。(笑)
体力アップに加えて、喘息持ちのお子さんがやったりしますよね。

そして、2位の[学習塾]
もちろん、高学年になるほど通っている子が多い傾向にありますが、公文なども含めると2~3年生くらいから大半の子が通っている印象です。
そして、保護者の立場からしてもまわりが通っているから自分の子どもが通っていないと不安にもなるみたいですね。。

昔(親世代の30年位前)と今を比べると、
増加傾向にあるのが、
英語(英会話)、スポーツ関係の習い事、PC関係(通信教育)などですね。
英語は30年以上前から習い事として地位を確立していますが、小学校の授業時間も増えたり、いまだに緩やかに増加しているようです。

スポーツ関係は、TVゲーム等の発展により子どもたちが外で遊ぶ時間が30年前より大幅に減ってしまっていることはデータで明らかになっていますが、体を動かすことを「習い事」という枠として時間を確保している傾向にあるようですね。

PC(通信)関係の習い事が増えているのは、言うまでもないですね。
プログラミング教室等に通う子供は毎年すごい増えていて、これから数年もさらに増えていくでしょう。

逆に減少傾向にあるのが、習字やそろばんでPC・スマホ・インターネットの普及により活字を使う機会の減少や計算機・電卓が内蔵されていることが大きな要因だと考えられます。


スポーツ関係の習い事に限れば、
(競技別に分けたので運動教室などは省いています)
昔も今も水泳は不動の1位です。
ここ数年で伸びているのは、ダンス、リトミックあたりでしょうか。
サッカーの方が野球より人気なのは、競技別の人気ということもあるのかもしれませんが、
フットサルコートの普及によりサッカーの方が野球よりできる場所が増えた。ということも要因かもしれません。
サッカー・野球・空手などは圧倒的に男子の比率が高く、
ダンスは女子の比率が高い習い事です。
水泳・バスケ・テニスなどは男女比もほぼ均等と言えます。


ここからは個人的な感想ですが、
昔に比べて習い事をしている子が多く、それも習い事が週1・2というより週3~5という子ども達も非常に多いです。
僕が今まで見てきた子ども達も
(月)~(金)まで全部習い事。土日は少年団。なんて子めちゃくちゃ多いんです!
子どもから「やりたい!」という場合、親がやらせたい場合、様々あると思いますが、個人的には、
子どもたちには「何もない日」といのは非常に大事だと思います。
その時間に友だちと遊んだり、ダラダラしたり、やりたいことやったり。。。

大人でも、だらだらスマホ見る日、SNS見てたらサイト飛びまくってたりyoutubeにどんどんオススメ出て来たりエンドレスで見てたり。
そんな日があるから頑張る日もあるんですよ。
子どももそうでなきゃ。
子どもの中にも「習い事全部大好き!やめたくない!」という子もたくさんいます。
好きでやっている時間でもリラックスしている時間ではないので。

そういう時は保護者が自制してあげる事も時には必要だと思います!

褒められて伸びる子は本番に弱い


少し極端なタイトルをつけましたが、
「褒めて伸ばす」を勘違いして、間違った使い方をしている大人が多いので(自分も含めて)、戒めの意味も込めてつけました。

子どもや、それ以外の場面でも人を育てる上で、褒める事って実はとても簡単な作業ですよね。
褒めれば大抵の相手は良い気分になるし、それなりに良い関係が築けると思います。
注意したり説明したり実践する方がよっぽどエネルギーが要ります。

僕もコーチという立場で保護者の方から真顔で言われることがあります。
「うちの子、褒められて伸びます」
いやいや、褒められて嫌な気分になる人はあまりいないですよ。(笑)

いわゆる「褒められて伸びるタイプの子」とそうでない子の差は、褒められることに対する興味の差です。
正確には、「褒められることにしか興味がない子」です。
要するに本質的な良い悪いの理解ではなく、褒められたから良い、褒められなかったら良くない、という判断で動いています。

そういった子は良し悪しの判断材料が、「褒められた」かどうかなので、
失敗をしない方を選択をすることが多く、チャレンジする回数も少ないです。
常に失敗しない安全な選択をしてきた結果、
少しの失敗でも落ち込んでしまう子ができてしまったり、いざという本番に弱い子が多いです。
褒められること自体にあまり興味のない子は、自分の判断基準を持ち失敗を恐れずチャレンジする傾向が強いです。

褒めること自体は当然悪い事ではないですが、使い方を間違えたり乱用してしまうと危険だということです。
僕自身も子どもたちを褒めているときに、なんでもかんでも褒めてないかな、ラクしてないかな、というのは自問自答するようにしています。

自分が相手(子どもや後輩など)と良い関係を築く為の逃げ道ではなく、
良いことは良い、悪いことは悪い、とぶれない基準を持った上で褒めることが重要だと思います。

子ども達が、「どうしたら褒められるか」を考えるのではなく、
「どうしたら結果に繋げられるか」を自分で考えることが重要です。

大事なことは褒めることより信じることです。

と、言っても、
自分自身も「この子褒めたことしかないなー」「悪いところが一個も見つからないなー」なんて子も結構いますが。。(笑)
女の子に多いですかね。。。(笑)

友人知人、仲間など、相手を育てようという意思がない場面では、それはただの「感想」なのでどんどんポジティブな言葉を出して良いと思います!
「素晴らしい」「ナイス」「良いね~」
自分の心から出る感想は遠慮することはなくどんどん出していったらと思います!

なぜ足が速い子はモテるのか?


小学校の頃って足が速い男子はモテますよね。いわずもがな。

足が速いこと以外にも
イケメンだったり、
おもしろい子だったり、
勉強ができる子だったり、
おしゃれだったり、
いろんなパターンはあると思うんですけど、そうは言っても、
「小学生は足速いとモテる」
は絶対的価値観で間違いないですよね。

なぜ足速い子がモテるか考えたことありますか?

あくまで個人的な見解ですが、、、
足が速い子自身が、意識的か無自覚か別として「足が速いことは良いことだ、人より優れている」というのが根本にあります。
そして、足が速いことは小学生万人共通の価値だとも認識しています。
つまり自分が優れている部分をアピールしなくてもみんな自分の価値を認めてくれているという思いがあります。
だから周りが自分を認めてくれているという自信があり、周りにも優しくできるのだと思います。

自信のない子は自分が優れている部分を一生懸命アピールしたり知らせようとします。
それ自体は悪いことではないと思いますが、話を大げさにしてしまったりその延長線上にウソをついてしまうこともよくあることです。
足が速い子は自己承認欲求が満たされている為それもする必要がありません。
足が速い子でも性格悪かったり意地悪だったりすることも当然あるとは思うんですけど(笑)

「足が速いからモテる」のではなく
「足が速いことがきっかけで自信を持っていて人にも優しくできる」ということだと思います。
当然モテますね。

子どもの頃は色々なスポーツや遊びを経験して楽しんでもらえれば良いなと思います。
しかし、自分は指導者という立場で、自分が見ている子たちを成長させなきゃ意味がないとも思っています。
楽しくやれればそれでいいじゃん。という考えがもちろんOKだとは思いますが。

好きなスポーツを通じて子どもたちが、
「自分は周りよりうまい」「俺はがんばった」となにかしらの自信を持てるようになるには、
自分で実感できるくらいの成長と一定の結果も必要だと思います。

成長や成果に繋げることで本人の自信となり、アイデンティティの要素となるのであれば、絶対に成長させてあげたいなと指導者としては思います!

そして教え子はできればみんなモテてほしいですね!!

試合に出られないチームなんておやめなさい。


「試合に出られないならやめちゃいな」
もし小学生の子どもがチームで補欠で、試合にも出してもらえない状況であればそのチームはやめてしまった方が良いかもしれません。

先日、こんな話を耳にしました。
「うちの子が全然試合に出してもらえないんです。そんな重要な試合でもない状況でも。

チームが勝利を目指す上で、実力差があり試合に出られるメンバーが限らでれるのは当然のことです。
それが中高生以上、または大人であればしょうがないと受け入れることかもしれません。

しかし、小学生のうちは試合に出ることはとても大事です。
試合で学べるもの、試合でしか経験できないことは多くあります。
補欠でも試合に出るチャンスを与えてもらうべきです。

負けたら終わりのトーナメント戦やその一点で次のステージへ勝ち上れるかどうかが決まる試合で、
1点でも多くの得点で1点でも少ない失点で勝利を目指すことは監督やコーチ、指導者の責務です。
でも小学生のうちの試合はそのような状況じゃない試合ってめちゃくちゃたくさんあるんです。
そのような状況でも勝利だけに固執し試合に出るメンバーを固定して
補欠メンバーが試合に出られないことは指導者の怠慢か実力不足です。
小学生のサッカープレーヤーひとりひとりを育てることも勝利を目指すことと同じく責務なのです。

そんな指導者のチームはさっさとやめた方が良いでしょう。
大人が就職先・転職先を探す時に何千何万という企業が日本にはあるように、それと同じくらい日本には無数のサッカーチームがあります。
そこからまた選べば良いだけです。

高校野球(甲子園)を野球人生のひとつのゴールに定めている子どもはたくさんいると思います。
しかし、小学生サッカーを、サッカー人生の終着点に決めている子どもを見たことはあるでしょうか。。

小学生のうちのサッカーは通過点でしかありません。集大成ではありません。
現状が「補欠」という立ち位置の小学生でも、今後大きく成長したり大化けする可能性は無限にあります。
試合に出られないということは、その可能性を指導者である大人が奪っているということです。

事実として、日本サッカー協会は小学生全員が出場機会を得られる状況で試合形式を組むことを推奨しています
小学生サッカーが8人制だったり、あるいは低学年で5人制サッカーだったりするのも多くの子どもたちが出場機会や試合に関わる機会が得られるようにすることが狙いです。
それ以外にも前半・後半というくくりだけでなく全員が出られるようにするセット数を組んで試合をするなどの創意工夫が小学生サッカーの指導者には求められています。

同じ指導者の立場として、「接戦」「負けたら終わり」「得失点差で争っている」そんな状況であれば出場できない子が出てしまうことも理解できますが、そうではなく、どんな試合でも出られない状況なのであれば小学生のうちはさっさとチームを変えることをおススメします!

試合に出られていない子を持つ保護者さん、子どもの為に是非ご検討ください。

量より質より『継続』


子どもたちが、一番手っ取り早く成長する方法は、言うまでもなく練習をすることです。

その練習をするうえで何が1番大事かというと、
「毎日続けられるか」
という点だと考えています。

を気にするより継続できるかです。
子どもが自然とお箸を使えるようになるのも1日3回お箸を使うことを毎日続けているからでしょう。

「土日は朝から夕方までずっとボール蹴ってたよ!」
「今日の練習はめちゃくちゃがんばった。集中してできた」
よいうことより
「毎日10分の自主練を1日も欠かさずやった」
という方が重要だと僕は思います。

時間の長さや量に関わらず「1日も欠かさず」というところが大事なポイントです。
毎日続けることができるメニューを考えることも大事です。
無理なく、ムダなく、ムラなく継続しましょう。


少し前の話ですが、今年の夏休み、スクールに通う子どもたちと7日間の「毎日朝練」という企画を行いました。
毎朝8時~9時の1時間、自由参加で小学2年生以上を対象に行いました。

その朝練を1日も休まず皆勤した子が3人いました。

もちろん、毎日朝練に来たから超えらいとはいうことはありません。

夏休みだから家族と過ごしたり、外出したり、普段できないやりたいことをしたりすることの方が重要だと思います。
ただ、その3人の子は1日も休まず朝練に来たこということは事実で、そして確実に成長しました。
3人はいずれも小学校低学年で一つの継続を最後までコンプリート出来たことはとてもすごいことだと思います。
もちろん本人たちの自信にもなるでしょう。

継続というのは、本当に難しいです。
「毎日腕立てしよう」
「ダイエットの為に食事を制限しよう」
「新しい勉強を始めよう」
といってもほとんどの大人が毎日は続けられていないと思います。
「今日くらいはいいか」の連続だと思います。
それでも、親は子どもに「勉強しなさい」「練習しなさい」と言ってしまいます。
継続の大変さは大人の方が理解しているはずです。

まずは継続できるために親御さんが協力できることは、
子どもが好きなことを毎日継続できる範囲でメニューを組んであげましょう。
そして毎日継続できる環境を整えてあげましょう。

大変だと続かないので
・好きなことを
・無理なく
・ムダなく
・ムラなく
をポイントに!

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